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2008年3月20日 (木)

突撃金魚『金色カノジョに桃の虫』

Kanojomomo 「突撃金魚」という劇団名の、『金色カノジョに桃の虫』という題のお芝居。今日が初日で、けっこうロングラン公演。後の予定は、

3月20日15時、19時
3月21日19時半
3月22日15時、19時
3月23日15時

作・演出:サリngROCK
於:-IST零番館(大阪地下鉄長堀橋 1番出口 北東へ徒歩5分)
http://www.kinnngyo.com/

 いくつもの対比の軸が明確で、しかもその軸が途中で絡まりあったりするのが面白く、ダイナミックな動きのある面白いお芝居でした。

 平凡なアルバイト生活をしているルミ(西原希蓉美)と一応正社員をやってるらしい彼氏(柏原。よしもとともしよ)命、化粧命のOLの沙江(なかた茜)はルームシェアをしている。ある日駅で個展のポスターを見たルミはなぜかそれに魅かれ、ギャラリーというものに初めて足を踏み入れる。そこにいたのがアーティストの鴻峰(上田展壽)と助手ということになっている妹のマリコ(横田江美)。
 徹底的に鴻峰に魅かれていくが、実のところそれは、彼のタトゥーを自分の身体に刻み込み、そのキャンバスとなることで彼の賞賛を受け、自信を獲得し、平凡な日常から脱出することを愛したからだった。
……

 みたいな感じのお芝居です。まだまだ公演が残っているので、あんまりネタバレさせられません。 奥歯にモノで、すみません。

 DV、自分さがし、化粧、身体変工、コミュニケーション障害、依存、ストーカー、などなどいろいろな問題を持った登場人物たちですが、皆が実に愛すべき存在として描かれていて、生き生きとリアリティがあります。西原、なかたという魅力的な声(だけじゃないけど)を持った女優のつぶやきや悲鳴が交錯し、見ごたえがあります。なかた茜の沙江は、かわいいアホな女で、ちょっと昔のなかたがやっていた役の雰囲気があって、懐かしいようにも思いました。
 奇怪なアーティストの上田、ルミをストーカーのように付けている鳥雄の山田将之、沙江のボーイフレンドでナチュラルに壊れていく柏原のよしもとともしよの男優陣の存在感も大きく、飽きの来る場面がありません。

 せっかくだから、エンディングで西原の歌が聴きたかったな。

 見どころは、具体的にはいえませんが、二人の関係が逆転しそうになるところで役者たちから湧き上がってくる強いインパクトです。そういう瞬間が何度もあります。そういう芝居はなかなかありません。

 ぜひご覧いただきたい。

★肌荒れ・荒れ性日焼けによるしみを防いで白桃バストに!

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