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2009年10月20日 (火)

黄昏れる砂の城--サイトウマコトの世界

 いよいよ近づいてきました、「ダンスの時間」番外編、アイホールでの上演です。
 日曜日に通し稽古を見てきましたが、かなりいい感じに仕上がっています。
 何というか、この公演が、現在のダンスの状況に、一つの大切な石を投げる役割を果たすのではないかと思います。
 理知的な構築力と、今にも崩れ落ちてしまいそうな感情のほとばしりが、危ういところでバランスを保っているような作品になりそうです。シズル感があります。
 また、ものすごく優れたダンサーに恵まれているのも、特筆すべきことです。時々コンテンポラリーダンスに見られる、ヘタウマ感は、かけらもないです。

 ぜひ、お誘い合わせの上、ご来場ください。

 ■ 黄昏れる砂の城~サイトウマコトの世界
日時:11月7日18時半、8日13時半・17時半
 (開演前から緩やかに始まります。できれば少しお早めにご来場ください)
会場:アイホール(JR伊丹駅前)
料金:前売¥3000、当日¥3500(学割各500円引)
チケット取扱い=Confetti(カンフェティ) http://confetti-web.com/
 斉藤ダンス工房 ms●pop01.odn.ne.jp(●を@に変えてください)

構成・演出・振付=サイトウマコト

(1)Momo Diri Marble「七つの墓」
7tombs01  ダンス=北原真紀、田村晶子、樋口未芳子、増田リズム、丸井知世、三倉加奈、村上麻理絵
 7人の若手女性ダンサーが、一つの生命を激しく連鎖する新作。人の命の極まる果てを望見するような作品です。

(2)「黄昏れる砂の城」
Tasogare02  ダンス=岡田兼宜、関典子、難波瑞枝、ヤザキタケシ
 「ダンスの時間」で上演され、絶賛を浴びた作品、待望の再演(写真中、右)。泉鏡花の小説『春昼後刻』に想を得た、生と死の混淆する幻想的な長編です。海外体験の豊富な魅力的なバレエダンサー、コンテンポラリーダンスの精鋭が集結。

 「怖いほどの生々しいもの」(菘あつこさん)、「空気の密度を濃くする」(上念)と、多くの賛辞を得ているサイトウ作品を2本一挙に上演します。
 お誘い合わせの上、多数ご来場ください。

 (写真はリハーサル風景です)

※サイトウマコト 1958年、福岡県小倉生れ。アングラ演劇の作・演出を経て、'77年からダンスを始め、LA、NYでダンス研修。内外の著名な振付家の作品に出演し、好評を得る。'84年から自作を発表、『50 years』『不思議の国のアリス』『それからのアリス』など、ドラマティックな作品が好評を得ている。大阪の自ら主宰するスタジオでコンテンポラリーダンスの指導に当たるとともに、多くのバレエ団、バレエダンサーに作品を提供。指導者としてもローザンヌ等多くのコンクールの入賞者を輩出し、定評がある。

泉鏡花『春昼・春昼後刻』

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