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2015年3月28日 (土)

河原温×ドナルド・ジャッド「温故知新」

2月22日

誉田屋源兵衛(京都・室町四条)

 コレクターである前澤友作が設立した公益財団法人現代芸術振興財団による現代アートの展覧会として、京都の1738年創業の帯製造卸会社の1919年建築の社屋で開催したもの。河原温(写真右段下)は2014年7月に逝去した日本を代表するミニマル・アート、コンセプチュアル・アートの作家、ドナルド・ジャッド(写真上)は、ミニマルな立体造形で知られるアメリカの美術家。

 この展覧会自体は、100年近い歴史のある木造の商家に、ミニマムな表面を持つ現代美術作品を贅沢に配置した、それ自体強くコンセプチュアルなもの。建物の造りにこれらミニマルでコンセプチュアルな現代作品が合っているかどうかということの吟味以前に、ここにそれらが存在していることの物質感に圧倒されるような展示だった。

Kawarajudd


 なお、主催の現代芸術振興財団は、現代芸術の普及・若手芸術家および音楽家の支援を事業目的として2012年から活動、2013年に設立された。20才以上35才以下の若手芸術家・音楽家を対象に、年間200万円を限度額(芸術家・音楽家各100万円、1名あたり10〜30万円以内)とする助成制度を毎年実施している。日本のいわゆるネット・ミリオネアの中では、ほとんど唯一といっていい芸術ファンドで、今後の展開を注目したい。
 1975年生まれの前澤が経営する㈱スタートトゥデイ(ZOZOTOWN)の企業理念は、「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」というもの。http://zozo.jp/

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